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2008年04月26日

本村さん=パワー


山口県光市の母子殺害事件で、遺族の会社員本村洋さんの会見を、今回の判決前と、判決後も、テレビや新聞で注目して見ていました。

 判決前のインタビューでは、この9年間は、辛いことばかりではなく、むしろ、色々な人に巡り会えて教えを受けたことに、感謝の気持ちが深まりました。と、言っていたのが印象に残りました。

 そして、判決後のインタビューでは、判決を下した裁判長に、心からの感謝の意を述べて、さらに、彼は、犯人の「命の尊厳」にまで、思いが到っている事には敬服してしまいました。

 
 本村洋さんは、全てを受け容れて、恨みや悲しみを超越し、犯人の魂の尊厳までも、思いやっているのです。

 犯した過ちを犯人が心より反省し、罪状を真摯に受け止め、胸を張って、晴れ晴れとした心境で刑に処さなければ、犯人の魂までもが嘆き悲しむのです。

 この犯人が幼稚であればあるほど、周りの大人が、人間にとっての一番大切なことを諭してやらなければならないのです。


 本村さんは、これ以上あり得ない悲しみのどん底、最悪の逆境から立ち上り、日本の裁判制度のあり方さえ変えるような、素晴らしい人格者になっています。

 ですから、私達が見えないものも見えているのです。

 本村洋さんは、9年間、自分の心の奥を深めて、深めて、さらに深めて・・・。心の奥の本来の自己に達したのです。


 人は、誰もが本来の自己に到達できれば、これほどのすごいパワーが引き出せる!!という、お手本を示してくれています。
 
 彼の一言一言が心に響き、伝わってくるのは、そして、心から共感できるのは、彼は理屈抜きで正しいからだと思います。

 正しいものは正しいのです。
 20人以上も犯人を弁護する弁護士がいても、誰一人として、犯人の事を本当に思っている者はいなく、ましてや、被害者の母子のこと、そして残された遺族のこと、被害者の心情に思いを馳せる弁護士などいないのが残念でした。

 人を思いやる気持ちの欠落した弁護士が1000人集まっても、所詮は「烏合の衆」の集まりで、犯人のレベルまで下げてしまい、何の共感も得られません。
 
 彼らの中に、一人でも、犯人の「命の尊厳」を真剣に思う弁護士がいたら、犯人の魂は救われたのです。




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